AKB総選挙・連覇!指原莉乃に学ぶ中小企業の知財戦略
土曜日に行われたAKBの選抜総選挙は、指原莉乃さんの連覇で幕を閉じました。
オリコンスタイル(*1)の報じたところによると、獲得票数24万3011票。
2位に6万票余りの大差をつけた圧勝でした。
たかがAKBと言うなかれ(笑)
彼女の戦略には知財に取り組む中小企業さんにも見習って欲しいところがたくさんあるんです。
今日は、さっしーから中小企業の知財戦略を学んでみましょう!
彼女は昨年の総選挙でV1を達成したとき、こんなコメントを残しています。
私はAKBグループの中でもかなり特殊な存在です。
そんな私でも、大分県で学生をしているときは、自分のことをまあまあかわいいと勘違いをしていました。
ですが、芸能界に入って、AKBに入って、なかなかセンターになれない私は、どうやったらセンターになれるんだろうと、ずっと考えていました。
どうやったら前田敦子さんや大島優子さんのようになれるのか、考えたけど、なれませんでした。
私は開き直りました。私は指原莉乃をやり通そう、そう決めました。
引用元:指原莉乃、地元・九州でAKB総選挙の1位奪還(スピーチ全文)|The Huffington Post(*2)
彼女は正統派アイドルへの夢を捨てて、身の丈に合った現実的な戦略をとったというわけです。
● 前田敦子や大島優子をつぶさに分析し(競合品分析)、
● 彼女たちと自分を対比して、自分の正統派アイドルとしての商品価値を冷静に判断し(市場調査)、
● 自虐キャラをセルフプロデュースし、バラエティ番組でトーク力を磨き、劇場支配人として辣腕を振るって、正統派アイドルとは一線を画した独自の特徴を印象付ける(USPの訴求)。
そんな彼女の戦略が見えてきます。
アイドル界では唯一無二。
まさに、ブルー・オーシャン戦略です!
感情豊かな女の子に見えますが、意外と冷静に、しかも客観的に自分を見つめている感じがします。
まとめ
知財戦略においても全ては競合品分析から始まります。
自分たちの商品だけをじっと見つめても、その特徴はわからないものです。
「競合品」という「ものさし」を持ってくることで初めて、自分たちの商品の特徴が見えてきます。
その特徴を知的財産に落とし込んで護っていくわけです。
まずは、競合品分析をして自分たちの商品を冷静に評価しましょう。
そうすれば、前田敦子や大島優子にガチンコ勝負を挑んで大失敗をする、なんて事にはならないと思いますよ(笑)
参考サイト
(*1)【第8回AKB総選挙】指原莉乃が史上初のV2 前田敦子&大島優子超え|オリコンスタイル
(*2)指原莉乃、地元・九州でAKB総選挙の1位奪還(スピーチ全文)|The Huffington Post
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