1日10分のじぶん会議で、忙しい日々にクサビを打ち込む!自分と向き合う!

中小企業専門・クロスリンク特許事務所(東京都中央区銀座)所長、弁理士の山田龍也(@sweetsbenrishi)です。

目次

はじめに

いつもお世話になっている、思考の整理家・鈴木進介さんの新刊「1日10分『じぶん会議』のすすめ」が発売されました。

この本は、鈴木さんが提唱する問題解決の手法「じぶん会議」についての解説本です。
鈴木さんのご指導の下、ヤマダも「じぶん会議」を実践中です!

今日は「じぶん会議」とは、どんな会議なのか、どんな効用があるのか、ヤマダの実践例も交えて解説します。

「1日10分『じぶん会議』のすすめ」ザックリレビュー

この本の内容をザックリとレビューします。

じぶん会議とは

● 自分と向き合うことで思考を整理し、新たな決断をすること(帯)
● 自分の本当の気持ち、やりたいこと、そのために今できることなどについて考えます(P.032)
● 自分のことについて真剣に考える定例・常設の時間(P.036)

日々の忙しさに流されず、自分と向き合うための時間を定期的に設定しましょうということです。

じぶん会議の効能

● 自分らしさを取り戻すことができる(P.43)
● 集中すべき項目が見える(P.044)
● 大切な1%にすぐ集中できれば、あなたの仕事も人生もすべてがうまく回りはじめる!(帯)

仕事、仕事、仕事の日常から一旦離れ、自分と向き合う時間を作ることで、本来、自分がやりたかったこと、自分が大事にしていることを思い出すことができます。

じぶん会議のやり方

● 紙とペンを用意。考えたことは必ず書き出す。PCやスマートフォンのメモ帳アプリ(エバーノートなど)はあまりおすすめしません(P.046)
● 普段と違う環境に身を置く(P.048)
● 緊急ではないけれど重要なこと、やりたいことについて考える(P.052)

外部の情報を遮断し、普段とは違う環境に身を置くことで、「7つの習慣」で言うところの「第2領域」、「緊急ではないが重要なこと」に意識を集中させます。

その他

この本には、じぶん会議の初心者のために、

● 実際にじぶん会議を行って成功した人の事例
● じぶん会議のメニュー(議論するテーマ)のテンプレート
● 行き詰ったときのQ&A

等も用意されています。

ヤマダの実践例

ヤマダの場合、毎日行うショートVer.と、週に1回行うロングVer.の2通りのじぶん会議を実施しています。

ショートVer.(毎日)

風呂上がり(夜10時)に、1日の振り返りと併せて行っています。

所要時間は10分。
その日1日を振り返った後に、以下のことについて簡単に書き出しています。

● 将来、やりたいこと
● ビジネスに繋がりそうなアイデアのネタ
● 後々、使えそうなメソッド、ツール、アプリ

ショートVer.では後々、記憶を辿るためのとっかかりを作っておくくらいに留めています

ロングVer.(週1回)

日曜日の朝、ウォーキングをした後(朝8時)、集中して考える時間を取っています。
所要時間は60分。

自宅の近所にはシャレたカフェなどはないので、ファミレスで行っています。

一応、こだわりもあって、

● 4人用のテーブル(書類を広げやすい)
● ソファー席(長時間座っても、腰が痛くならない)
● 子供連れからは遠い席(静かな場所で集中!)

を選ぶようにしています(笑)

ロングVer.ではショートVer.で書き溜めたメモを見直しながら、以下のことを行っています。

● メモから重要項目をピックアップ
● 重要項目についてとるべき行動項目(選択肢)を全て書き出す
● 書き出した選択肢をスクリーニングして、直近に着手すべき行動項目を決める

日々の行動からの気付きをフィードバックし、自分の行動に反映させていくのが大事だと思います。

まとめ

ヤマダにとって、じぶん会議は、

● 日々の忙しさに流されず、自分と向き合う時間を作るために打ち込む「くさび」
● 目の前のことに振り回されず、自分にとって大事なことが何かを思い出させてくれる「リマインダ」
● 物事を遅滞させず、確実に前に進めていくための「歯車」

としての役割を果たしています。

この記事を読んで、じぶん会議に興味を持った方は、「1日10分『じぶん会議』のすすめ」をぜひ読んでみてください。

この本の事例やメソッドをお手本にしながら、まずは真似してみましょう。
慣れてきてから、自分に合ったスタイルにカスタマイズして、オリジナルのじぶん会議を作っていくことをお勧めします。

今回紹介した書籍

1日10分 「じぶん会議」のすすめ(鈴木進介・著 WAVE出版)
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山田 龍也
この記事を書いた人
弁理士/ネーミングプロデューサー/テキスト職人。中小製造業によくある「良い商品なのに売れない」のお悩みをローテク製品の特許取得、知的財産(特許・商標)を活用したブランドづくり、商品名のネーミングで解決している。

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