立花岳志さん「立花Be・ブログ・ブランディング塾 超入門セミナー」を聴いて ~情報発信をするメリットと注意点~

クロスリンク特許事務所(銀座・東銀座・新橋)・弁理士のヤマダです。

目次

はじめに

10/7(土)に、プロブロガー・立花岳志さんの「立花Be・ブログ・ブランディング塾 超入門セミナー」に参加してきました!

スペシャリストのお話を聴くと、普段とは違う思考のスイッチが入るのか、頭の中が整理されるんですよね。情報発信のメリット(意義)と注意点をまとめてみました。

情報発信を取り巻く環境の変化

つい最近まで、情報を発信できる人・組織は限られていました。代表的なのはマスコミですね。

しかし、インターネットの出現によってその構造が変質しました。個人や小さな組織による情報発信が明らかに増えています。ブログ、Twitter、Facebook、インスタグラム、Youtube…。様々なメディアから、個人の文章や写真、動画などがインターネットを通じて発信されています。インターネット環境と、SNSのサービスが整ったことで、情報発信の敷居が下がり、誰でも気軽に情報発信をできるようになったのです。

これと相反するように、長らく情報発信の主役だったマスコミの地位は低下しました。「意図的に作られた情報」や「偏向報道」をすれば、インターネット上で多くの一般人・個人から攻撃され、或いは裏側にある真実が暴露されるようになりました。

マスコミや一部の有力者が情報をコントロールする時代は終わり、情報発信の主役が個人にシフトしつつあるのです。

個人が情報発信をする3つのメリット

個人がする情報発信には趣味や自己満足のための情報発信もありますが、ビジネスのために情報発信をしている人の方が多いでしょう。ビジネスとして情報発信をするのであれば、何某かのメリットがなければ意味がありません。このセミナーで立花さんのお話から、ヤマダが導いた情報発信をするメリットは以下の3つです。

(1)「特別な人」になることができる

これだけ情報発信が簡単にできる世の中になっても、実際に情報発信をしている人は少数派です。世の中の殆どの人は情報受信者なのです。

したがって、情報発信をすることは、それだけで「特別な人」になれることを意味します。情報発信は一般人から「特別な人」になるためのパスポートなのです。

ここで言う「特別な人」とは単なる人気者ではありません。自ら発信した情報によって他人に影響力を及ぼすことができる、そういう能力を持った人のことを意味します。

(2)影響力を行使してビジネスを行うことができる

情報発信によって他人に影響力を及ぼせるようになると、その影響力を行使してビジネスを行うことができるようになります。

ビジネスと言うと、アフィリエイトと考える人もいそうです。アフィリエイトはアフィリエイト広告で収益を得る、より具体的には、他人の商品を宣伝し、第三者に購入させ、収益を得るビジネスです。

しかし、ここで言う「ビジネス」は他人の商品を売ることに留まりません。影響力を行使することができれば、自分の商品や作品、サービスを売ることは勿論、自分のアイデアや価値観を提示し、勉強会やセミナーを売ることもできるのです。

(3)良質な情報を集めることができる

情報発信をすることの意外なメリットは、良質な情報を集められることです。

情報発信者の周りには自然と情報発信者が集まってきて、情報発信者のコミュニティが形成されます。情報発信者は元々、人が知らない価値の高い情報を持っているからその情報を発信するわけですよね。そういう人が多いコミュニティに属していれば、自分で調べなくても自然と良質な情報を手に入れることができるようになるのです。

情報発信をすれば、情報発信が返ってくるということです。

情報発信をする際の注意点

ただ、注意したいのは、闇雲に情報を発信したところで、上記3つのメリットを得ることはできないという点です。やはり、発信する情報の質、発信の手法を考える必要があります。

このセミナーで立花さんのお話から、ヤマダが導いた情報発信をする際の注意点は以下の3つです。

(1)人のために役立つ情報を発信する

影響力を行使するためには、その情報が他人にとって役立つ情報である必要があります。人のために役立つ情報を発信するからこそ、その人が感謝し、その人に対して影響力を及ぼすことができるようになるわけです。そういう意味では、Facebookへの近況報告や単なる日記ブログは、自分の知り合いに情報発信とは言えないでしょうね。自分を知らない人にはなんの価値もない情報ですから。

また、自分の趣味について書くにしても、初心者向けのレクチャーになっている等、情報としての有益性が必要です。そのためには、「好き」のレベルでは不十分で、「得意」「専門家」のレベルに到達していることが望ましいでしょう。

但し、立花さんはこのセミナーで、

「ブログは自分の進化の過程を書いてもよいツールである。」

とも話されていました。理由は

「自分より少し後ろを歩いている人のためになるから。」

 

自分を進化させる過程で「好き」を「得意」に、更には「強み(専門性)」にレベルUPさせていけばいいということです。

(2)自分を扇の要に据えて情報を発信する

このセミナーで立花さんは興味深い発言をしていました。こんな発言です。

「ブロガーはブログをブランディングし、著者は自分をブランディングする。」

そして、

「自分を扇の要に据えて情報を発信した方がよい。」

と、おっしゃっていました。

別の言い方をするならば、一つの分野に特化した専門ブログ(例えば、アップル製品に関するブログ)よりも、ジャンルに拘らず、自分の人間性がにじみ出る総合ブログ・雑記ブログの方がよいということです。専門ブログは取り上げているテーマ(アップル製品)をブランディングしていることになってしまう、そうではなくて、自分をブランディングした方がよい、ということですね。

(3)まず始める、そして止めない

なかなか始められない、継続することができない。ここに情報発信の難しさがあります。

多くの人が「きちんとした記事を書かなければいけない」という呪縛にがんじがらめになっています。この呪縛を振りほどかなければ、継続することはおろか、始めることすらできないでしょう。情報発信はスポーツのようなもの。継続することで「ブログ筋力」が付き、楽に記事を書けるようになるということです。

ここまでの話を聞いても、「始められない」「続けられない」という人には、立花さんの以下の言葉を送ります。

「できっこないと思っていると何もできない。その気になるとかなりのことができる。」

まとめ

ヤマダがこのセミナーで学んだことのポイントをまとめてみます。

● 人の役に立つ記事を書き、他人に対して影響力を及ぼせるようになる
● 一つの分野に特化した専門ブログではなく、自分の人間性がにじみ出る総合ブログ・雑記ブログを目指す(自分を扇の要に据えて情報を発信する
● 質や量を落としてもいいから、ブログの更新を継続する

参考サイト

「10/7 東京「立花Be・ブログ・ブランディング塾 超入門セミナー」開催!! 「なりたい自分になるチャレンジ」を発信して人生を劇的に変えよう!!」(今回のセミナーの紹介)

http://www.ttcbn.net/no_second_life/archives/84944

「No Second Life」(立花さんのブログ)

http://www.ttcbn.net/no_second_life/

 

山田 龍也
この記事を書いた人
弁理士/ネーミングプロデューサー/テキスト職人。中小製造業によくある「良い商品なのに売れない」のお悩みをローテク製品の特許取得、知的財産(特許・商標)を活用したブランドづくり、商品名のネーミングで解決している。

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