能ある鷹は発明を隠す 〜何でもかんでも特許を出せばいいわけではない〜

ものづくりとブランドづくりの専門家・弁理士のヤマダです。

クロスリンク特許事務所(銀座・東銀座・新橋)
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はじめに

モノづくり格言。ヤマダのボソっと一言です。

能ある鷹は発明を隠す

何か新しいアイデアを思いついた時すぐに「特許を出さなければ!」と考えていないでしょうか?

特許を出願すると、遅くとも1年半後には出願した発明の内容が一般に公開されます(出願公開)。それは多くの人にあなたのノウハウが漏れるという事を意味します。他の人があなたのアイデアを模倣する材料にもなるのです。

確かに特許を取れれば特許権という強力な権利を得る事ができます。しかし、特許が取れるという保証はないし、仮に特許を取れたとしても当初予定していたよりも狭い範囲でしか特許を取れなかったというケースもよくあります。この場合、折角のあなたのアイデアをタダで他の人に提供してしまうという事にもなりかねません。

例えば、化学製品や製品の製造方法などは、その製品を見ただけではアイデアの内容がすぐにわかりませんよね? このような発明については特許を出願せずに、ノウハウとして秘密にするという方法もあるのです。

知的財産の事を熟知した「能ある鷹」は発明を公開せず、隠す事もあるという事です。

この記事を書いた人
山田 龍也
クロスリンク特許事務所 代表弁理士。知財活用コンサルタント・ネーミングプロデューサーも務める。 中小製造業によくある「良い商品なのに売れない」のお悩みをローテク製品の特許取得、知的財産(特許・商標)を活用したブランドづくり、商品名のネーミングで解決している。
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