商品の差別化の基本。商品に「売り」を作り、「売り」を伝える

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はじめに

先日「ヒット商品をつくる! はじめての『差別化戦略』」というセミナーを開催したことを記事に書きました。

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非常に評判が良かったので、セミナーで話した内容を皆さんとシェアしていきたいと思います!

ということで、今日から数回に分けて「差別化戦略」について解説していきます。

今日は「差別化」という言葉の意味を明らかにしたいと思います。

「差別化」とは(「差別化」の意味)

「商品を売るために、商品の『差別化』をしましょう!」

こんな言葉をビジネスの世界ではよく耳にします。しかし、この「差別化」という言葉…。今一つピンときませんよね。ですので、簡単に定義してしまいましょう!

「差別化」とは、見込み客に自分の商品を選んでもらうために、

● 商品に「売り」を作ること
● その「売り」を見込み客に伝えること

です。この一連の活動を「差別化」と考えてください。

商品の「売り」とは

それでは、商品の「売り」とは何でしょうか?

商品の「売り」とは、

● 見込み客に自分の商品を選んでもらうための商品の魅力

です。もう少し具体的に説明するならば、

● 他の商品にはない、その商品独自の個性であり、
● その個性が見込み客にとって魅力的

である必要があります。

例えば、あなたが今までにない独創的な商品を作ったとしましょう。でも、それが見込み客にとって魅力的でなかった。この場合、その独創的な部分は商品の「売り」にはならなかった、ということです。

商品の品質や性能は商品の「売り」にはなり難い?!

私が「あなたの商品の『売り』は何ですか?」という質問をしたとします。そうすると、大半の人が「品質」や「性能」と答えます。

しかし、そう答えた人は考え方を改めた方が良いかもしれません。

例えば、こんなケースを考えてみましょう。

彼女は「iPhone」を購入したようです。嬉しそうにしていますね。

でも、実は彼女は機械音痴なんです。「iPhone」の品質の良さ、高い性能を殆ど理解していません。

そうすると、彼女にとって、iPhoneの「売り」は品質や性能ではない。品質や性能以外の部分で、iPhoneを選んでいる、ということになります。

最近、彼女のような機械音痴でなくても、「品質」や「性能」で商品を選ぶ人は減ってきています。技術の進歩が速く、商品の「品質」や「性能」に差がつき難くなってきたからです。言い換えると、商品の「品質」や「性能」が、商品を選ぶ決定的な要素(「売り」)にはなり難い時代になってきたのです。

この記事を書いた人
山田 龍也
クロスリンク特許事務所 代表弁理士。知財活用コンサルタント・ネーミングプロデューサーも務める。 中小製造業によくある「良い商品なのに売れない」のお悩みをローテク製品の特許取得、知的財産(特許・商標)を活用したブランドづくり、商品名のネーミングで解決している。
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