クロスリンク特許事務所(銀座・東銀座・新橋)・弁理士のヤマダです。
はじめに
ブログ、Facebook、Twitter、Instagram、Youtube…。
今は誰でも気軽に情報を発信することができる環境が整っています。私もこうしてブログを書き、情報を発信しています。
しかし、「出版」となると「誰でも気軽に」とはいきません。商業出版された書籍の著者は情報発信者として最高峰と言ってもいいでしょう。
今日は書籍の著者に聞いた「文章をうまく書くコツ」を紹介します。
文章は具体的に書くことが大事
●「抽象的な言葉では伝わらない。個性も出せない。」
●「抽象的になりがちなテーマは体験で具体的に語る。」山口拓朗さん
ヤマダの解釈
抽象的な言葉だと誰が書いても似たり寄ったりの文章しかできません。だから個性も出ないんだと思います。
抽象的で具体性に欠ける言葉は目の上を滑っていくだけで内容が頭に入ってきません。自分の言葉で具体的に語ることによって、その人にしか書けない魅力的な文章ができあがるのです。
このお話があった講演会では「自分の好きな色に関する文章を書く」というコンペがありました。私は「青」について書いたのですが、「知性」とか「想像力を喚起する」とか抽象的・観念的な文章を書いてしまって、あえなく落選(苦笑)
最優秀賞を受賞したのは「オレンジ色」を、幼少時に食べた「べっこう飴」の思い出に絡めて色鮮やかに表現した方でした。自分の体験で具体的に語ることによって初めて読み手にも具体的なイメージが伝わります。読み手の納得感を高めることにも繋がるのです。
熱量を与えながら正確な文章を書くために
「情熱で書いて、冷静に直す。」
白鳥詩子さん
ヤマダの解釈
文章には熱量が必要です。熱量が低い文書では人の心を動かせないし、読んでもらえません。
だから、文章を書くときには情熱が必要です。自分の中の情熱を文章に落とし込む。そうすることによって初めて人の心を動かすことができる、高い熱量を持った文書を書くことができるのです。
ただ、情熱に任せて書きなぐった文章は論理性にかけたり、主観的な文章になってしまって、読み手に内容が伝わり難いこともあります。
だから、情熱で書いた文章は冷静に直す。
私も文章を書き切った後に、その文章を一旦寝かせることがあります。頭を冷やしてから読み直すことで、不具合が見えやすくなるからです。
まとめ
いかがでしたか? やはり著者の言葉は参考になりますね。文章の具体性、熱量と正確性、頭の片隅にでも置いて文章を書いてみてください!
参考サイト
山口拓朗さんの著書「問題を解くだけで すらすら文章が書けるようになる本」(総合法令出版)
白鳥詩子さんの著書「神社で引き寄せ開運☆: 神さまに愛されるお参り&ご利益ブック」(三笠書房)
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