中小企業の資金調達が変わる?! ~クラウドファンディング~

クロスリンク特許事務所(銀座・東銀座・新橋)のヤマダです。

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目次

はじめに

最近、「クラウドファンディング」って言葉をよく聞きますよね。でもどんな仕組みかわからない人が殆どではないでしょうか?

「寄付?」「募金??」

いやいや。中小企業の新たな資金調達方法として注目されているのです! 今日はクラウドファンディングって何だ?、クラウドファンディングに関する入門編です。 

クラウドファンディングって何だ?

クラウドファンディングは金融機関ではなく、一般の人から資金を調達する方法です。従来も一般の人から資金を集める方法がなかったわけではありません。お祭りの時に地元の神社が寄付を集めるとかね。でも、それらはごく限られた地域で、人と人との強い結びつきによって資金を集める方法でした。

これに対し、クラウドファンディングは、インターネット上のサイトにプロジェクトを公開し、そのサイトから資金を調達を行います。このため、地域を問わず、プロジェクトの内容に共感した多くの人達から支援を受けることができるというわけです。

近年のインターネットやSNSの発達によって、迅速で広範囲への情報発信が可能となり、クラウドファンディングによる資金調達を容易にしたのです。

私はクラウドファンディングというと「個人の夢を実現する」というイメージを持っていました。しかし、最近ではモノづくり系の中小企業がユニークなプロダクトをアピールし、開発資金を調達している例も多く見られます。

クラウドファンディングは中小企業の新たな資金調達方法としての地位を確立しつつあるのです。

クラウドファンディングのサービス内容は企業によって異なる

現在、クラウドファンディングサービスを運営している企業は小さいものも含めると100社程度はあると言われています。

同じクラウドファンディングとは言っても、

● プロジェクトの対象
● 資金調達のタイプ
● 手数料
● プロジェクト失敗時の金銭の取扱い

等に違いがあります。

例えば、日本の2大クラウドファンディングサービス「READYFOR?」と「CAMPFIRE」。こういう大手サービスでも随分、サービス内容が違います。

両サービスの違いをざっとまとめてみました。

「READYFOR?」(*1)

● 日本最初のクラウドファンディングサイト。

● プロジェクトの対象:
社会的なメッセージの強いプロジェクトが多い。

例:「ケニア活動歴26年。エイズ孤児たちを支える日本人家族の挑戦。」
[blogcard url=”https://readyfor.jp/projects/japan-kenyadoctor”]

● 資金調達のタイプ
購入型。モノやサービス等を購入してもらうことで資金を調達する。

● 手数料:
調達金額の17%

● プロジェクト失敗時の金銭の取扱い:
All or Nothing方式。
支援総額が目標金額に満たなかった場合、支援者に全額返金される。

「CAMPFIRE」(*2)

● 日本で最大のクラウドファンディングサービス。

● プロジェクトの対象:
クリエイター支援などアート・音楽系が多い。

例:「UKデビューに向け、イギリスでEP盤&ミュージックビデオを制作。」
[blogcard url=”https://camp-fire.jp/projects/view/17261″]

● 資金調達のタイプ
購入型。モノやサービス等を購入してもらうことで資金を調達する。

● 手数料:
調達金額の5%

● プロジェクト失敗時の金銭の取扱い:
All or Nothing方式。
支援総額が目標金額に満たなかった場合、支援者に全額返金される。

キングコングの西野亮廣さんも「えんとつ町のプペル」の個展を開くための資金を「CAMPFIRE」で調達しているんですね(*3)。

まとめ

このように、各社サービスの特徴を理解した上で、自分のビジネスの目的に合ったクラウドファンディングサービスを選ぶことが必要です。モノづくり系の中小企業が利用するなら、ユニークなプロダクトが多く集まっているクラウドファンディングサービスを利用した方がよいでしょう。

次回は、サイバーエージェント・クラウドファンディングが運営するクラウドファンディングサービス「Makuake」を紹介する予定です。

参考サイト

(*1)READYFOR

[blogcard url=”https://readyfor.jp/about_more”]

(*2)CAMPFIRE

[blogcard url=”https://camp-fire.jp/pages/about”]

(*3)キングコング・西野亮廣さんのプロジェクトページ|CAMPFIRE

[blogcard url=”https://camp-fire.jp/profile/nishino/type:project”]

この記事を書いた人
山田 龍也
クロスリンク特許事務所 代表弁理士。知財活用コンサルタント・ネーミングプロデューサーも務める。 中小製造業によくある「良い商品なのに売れない」のお悩みをローテク製品の特許取得、知的財産(特許・商標)を活用したブランドづくり、商品名のネーミングで解決している。
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