はじめに
身体のコンディションを整えるのは、健康でいるため、病気にならないため、と考える人が多いと思います。でも、それはコンディショニングがもたらすホンの一部の効果にすぎません。身体のコンディションを整え、トップコンディションを保つ本当の意味。それは、仕事において最高のパフォーマンスを発揮するためです。
今回は先程受講してきた「最強のコンディショニング術」というセミナーの内容をシェアしたいと思います。今日は前編。食と睡眠がテーマです。
最強のコンディショニング術・4つの視点
今回のセミナーでは、食、睡眠、呼吸、運動という4つの視点から、最強のコンディショニング術が説明されました。
● バランスの良い食事を心がける
● 質、量ともに十分な睡眠をとる
● 正しい方法で呼吸をする
● 適切な強度、適切な頻度、適切なタイミングで運動をする
これらのコンディショニング術を取り入れることで、身体のコンディションが整えられ、仕事で最高のパフォーマンスを発揮することができるようになります。
以下、具体的に説明していきます。
食
食に関してはバランスの良い食事、身体のリズムに合わせた食事というのが大事なようです。今回の話を聴いて取り入れたいと思った食事の習慣は以下の3つです。
● 朝は消化の良いものを食べる
朝は身体の中の老廃物を排泄する時間帯。消化の負担を少なくし、身体の機能を排泄に集中させる。オススメ食材は、人参とリンゴのジュース。
● 食後1時間以内に運動をする
血糖値の急激な上昇を防ぐ。食事により血糖値が急激に上昇し、インスリンが分泌され、糖が脂肪として蓄えられることを避ける。運動は軽いもので良い(例:スクワット、ウォーキング等)
● 身体を温める食べ物を食べる
体温を上げることで、代謝や免疫力を高める。オススメ食材は、チーズ、納豆、根菜、味噌、赤身肉。
睡眠
睡眠不足は、集中力、注意力、判断力を低下させ、仕事のパフォーマンスを下げます。また、癌、心筋梗塞、脳卒中等の病気による死亡のリスク、アルツハイマー病の発症リスクが高まり、肥満や老化、男性機能低下の原因となることが科学的に立証されています。さらには、睡眠不足は喫煙よりも死亡率を高めるというデータすらあるのです。
今回の話を聴いて取り入れたと思った習慣は以下の3つです。
● 最低6時間、できれば7時間の睡眠をとる
短くてもいけないが、長過ぎるのも良くない。睡眠不足でパフォーマンスを下げるくらいなら寝てしまった方が良い。
● 寝る2時間前までに一旦、深部体温を上げる(入浴・運動)
● 寝る2時間前からは視覚からの情報、ブルーライトを絶つ
入眠後、120分までの最初のノンレム睡眠が最重要。ここで深い睡眠をとれると成長ホルモンが分泌され、疲労回復につながる。寝る2時間前からの行動が良い眠りをつくる。交感神経優位から副交感神経優位に導くことが大事。
寝る2時間前までに体温を一旦上げておき、そこから徐々に下げていくとよい。室温を上げすぎると体温が下がらないので要注意。
視覚からの刺激を絶つことで脳を興奮状態から開放し、最初のノンレム睡眠を深くし、成長ホルモンを分泌させる。
まとめ
食も睡眠も毎日やることなのに、ついつい疎かになってしまう分野です。できることから取り入れて、少しずつでも仕事のパフォーマンスを上げていきたいですね!
次回は後編。呼吸と運動がテーマです。
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