「Eight」は単なる名刺アプリじゃない。マーケティングツールだ!

目次

はじめに

今回は「Eight」の活用法に関するセミナーで教わってきたことを紹介します。

「Eight」は単なる名刺アプリじゃない。マーケティングツールだ!

【1】「Eight」について

「Eight」をご存知ですか?

松重豊さんのCM「それさぁ、早く言ってよーん」でお馴染みのSansanが提供する名刺アプリです。
名刺の写真データを送ると、名刺情報を手入力してデジタルデータにしてくれます。
たくさんの名刺情報にスマホやPCからアクセスできるので、とても便利です。

ヤマダも「Eight」ユーザーです。
ただ、今ひとつ使いこなせていない感じがしていました。
せっかく取り込んだ名刺情報をもっとうまく活用することができないか…。

そんなことを考えていたらタイミングよく、「Eight」に関するセミナーに招待されました。
早速、Sansanの日比谷さんに、「Eight」の活用法を教わってきました!

【2】「Eight」と人脈、情報発信、マーケティング

講師はSansan株式会社の日比谷 尚武さん。
「Eight」のエヴァンジェリストです。

セミナータイトルは「BtoBマーケティング&PRの仕組み化について」。
一見、難しそうなタイトルです…。

でも、ザックリまとめてしまうと、

(1)人脈に関する考え方
(2)情報発信とマーケティング
(3)マーケティングに「Eight」をどう組み込んでいくか

というお話ではないかと。

以下、ヤマダが理解した範囲で要約します。

(1)人脈に関する考え方

人のつながりには「強いつながり」と「弱いつながり」がある。

いつも一緒にいて、同じ情報・同じ価値観を共有している人との「強いつながり」。
たまにしか会わない、背景や持っている知識が異なる人との「弱いつながり」。

これからは、人と人との「弱いつながり」が大事。
「弱いつながり」からは想定外の気付きを得られるというメリットがある。

色々な人とお付き合いをして、バックグラウンドの違う人と繋がれば、問題を解決し、ビジネスをブレイクスルーさせるヒントを得る機会も増えるんでしょうね。

(2)情報発信とマーケティング

そもそも「情報発信」というのは、相手に何かをして欲しいからするもの。
相手のことをわかって発信しなければ、望むような反応は得られない。

見込み率が違うたくさんの人に同じ情報を発信しても効果は薄い。
ターゲットの階層(知っている⇒興味がある⇒買った・使った⇒リピーター)に合った打ち手(情報発信)が必要。

闇雲に情報発信をしても無駄ということでしょうね。

耳が痛い(笑)

(3)マーケティングに「Eight」をどう組み込んでいくか

「Eight」には、以下の機能がある。
マーケティングに組み込むなら、こんな使い方ができる。

①名刺情報の捕捉機能

名刺に書ききれない情報を公開してアピールする。

②名刺へのタグ付け機能

マーケティング目線のタグ付けをする(例えば、ターゲットの階層など)

③SNS機能(投稿機能)

「Eight」を起点に情報発信をする。

Facebookとの違いは、実際に名刺交換をした人が対象となること。
よりビジネスの色彩が強い、仕事に繋がる可能性が高い人に情報を発信することができる。

ビジネスに近いという点については、FBより「Linkedin」に近いかもしれません。
情報発信をすると、FBを使っていない人等、意外なところからリアクションがあるそうです。

ターゲットの階層ごとにタグ付けをしておくと、商品をまだ買っていない人にはこんな情報、リピーターにはこんな情報、といった情報発信の切り分けに使えそうです。

【3】ヤマダ式「Eight」活用法

今回のセミナーで色々な知識・情報を得ることができました。
以下のことを試してみようと思います。

(1)「Eight」の基本情報を補充する

名刺には書ききれていない情報を補充してみようと思います。

(2)「Eight」のタグ付けの見直し&追加

ヤマダもタグ付け機能を使っていたのですが、その内容は所属先、資格、その人と出会ったコミュニティ等でした。
マーケティング目線、付き合いの深さ等のタグ付けもしてみようと思います。

(3)「Eight」から情報発信する

今までこの機能は使ったことがありませんでした。
試しに情報を発信してみようと思います。

まとめ

「Eight」の色々な可能性を感じられたセミナーでした。

「Eight」を単なる名刺アプリではなく、マーケティングや情報発信のツールとして使ってみるのも面白そうですよ!

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山田 龍也
この記事を書いた人
弁理士/ネーミングプロデューサー/テキスト職人。中小製造業によくある「良い商品なのに売れない」のお悩みをローテク製品の特許取得、知的財産(特許・商標)を活用したブランドづくり、商品名のネーミングで解決している。

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