「スモールブランド構築セミナー」開催報告(2019.6.23)

中小企業専門・クロスリンク特許事務所(東京都中央区銀座)所長、弁理士の山田龍也(@sweetsbenrishi)です。

目次

「スモールブランド構築セミナー」開催報告(2019.6.23)

セミナーの開催報告です。
6/23(日)に自社セミナーを開催しました。

タイトルは「ファンを作り、売上を伸ばす『スモールブランド』構築セミナー」です。

 

このセミナーの受講対象は中小企業や個人事業主等のスモールビジネスを営む方々です。
小規模事業者ならではのブランドづくり「スモールブランディング」についてお伝えすることを目的としています。

セミナー概要

日時: 6月23日(日)14:00-16:30(2時間30分)
場所: クロスリンク特許事務所(東京都中央区銀座6-14-8 銀座石井ビル4F)
主催: クロスリンク特許事務所

プログラム:
● 第一部「スモールブランドの重要性」(30分)
● 第二部「ブランドづくりの第一歩『ネーミング』をマスターしよう!」(60分)
● 第三部「実践『ササるネーミング』ワークショップ」(30分)
● 第四部「質問タイム&参加者同士の情報交換会」(30分)

今回の参加者

今回の参加者は女性お一人。
呼吸器系医の中田潤子さん。

患者さん向けの動画チャンネルを始める計画があるそうです。
チャンネルのタイトルを決める参考にしたいということで、このセミナーに参加してくれました。

第一部「スモールブランドの重要性」

第一部では、

● 中小企業・個人事業主の方がブランドを創る意義
● あなたが商標登録をしても、ブランドづくりがうまくいかない理由
● ブランドづくりの全体構造(ブランドづくりの三本の矢)
● ネーミングの重要性

についてお話をしました。

第一部の目的

ここ数年、商標系のトラブルに関するニュースをよく聞くようになりました。

● ピコ太郎さんが「PPAP」を第三者に先取り出願される
[blogcard url=”https://yamadatatsuya.com/archives/2485″]

● シンガポール発のティラミス店「ティラミスヒーロー」がオリジナルロゴをパクられる
[blogcard url=”https://yamadatatsuya.com/archives/6362″]

● やましたひでこさんが、Youtuberやブロガーに「断捨離」の文字の削除を求める
[blogcard url=”https://yamadatatsuya.com/archives/7010″]

 

これらを背景に、商標登録に関するお問い合わせを頂くことが増えています。

「商標登録」について関心を持つのは良いことです。
しかし、「商標登録」がどういう意味を持つのかを知らないで「商標登録」をしても、大したメリットは感じられないと思います。

「『商標登録』は、『ブランドづくり』のために必要な多数の取り組みのうちの一つの取り組みにすぎない」

 

これを理解してもらうのが、第一部の目的です。

そして、

● 何故、大企業ではなく、小規模事業者がブランドを創る必要があるのか?

 

この点についても、時間を割いて説明しています。

第二部「ブランドづくりの第一歩『ネーミング』をマスターしよう!」

第二部では、

● 初心者のよくある間違い(ネーミング編)
● ネーミングのコツ(基礎編)|名前を形作る要素や条件を意識する
● ネーミングのコツ(応用編)|中小企業や個人事業主ならではの名前の付け方
● ネーミングのコツ(上級編)|商標登録の可能性を意識する

についてお話をしました。

第二部の目的

第二部では、私が体系的に整理した「ネーミング」の全体像をお見せし、これをざらっと俯瞰してもらいます。

ビジネスを行う上で「名前をつける」というシーンは頻繁に訪れます。
(会社名、商品名、サービス名等々。)

しかしながら、それを思いつきやその場の雰囲気に頼って行っている人も多いわけです。

● ネーミングとは、どういう行為なのか?
● ネーミングを行う際に、どこに注意すればよいのか?

 

これらについて、具体的な事例を交えながらポイントを押さえてもらうことが第二部の目的です。

第三部「実践『ササるネーミング』ワークショップ」

第三部では、「ネーミング」のワークショップを行いました。

今回のお題は、

「渋谷に出店するハンバーガーショップの店名をネーミングせよ!」

 

そのお店の人気商品、立地、客層等、様々な条件を設定しています。
その設定を考慮して、相応しい店名を考えてもらうというワークです。

5分間という制限時間の中で、考えてもらった名前がこちら。

 

「男バーガー」、「ボルケーノバーガー」、「ワンパウンドダブルバーガー」の3つをひねり出してもらいました。

第三部の目的

第三部では、第一部・第二部で伝えた知識を実際に使ってもらいます。

セミナーで最も避けなければいけないのが、「解った気になる」こと。

座学編の第一部・第二部は、参加者が解りやすいように、私の方で情報を整理しています。
だから、解って当たり前なんです(笑)

● ホントに使える知識になっているかどうか?
● 会社に帰った後、自分でネーミングをできるレベルまで知識がブラッシュアップされているかどうか?

 

これらを確認するのが第三部の目的です。

第四部「質問タイム&参加者同士の情報交換会」

第四部では、参加者からの質問にお答えしました。

第四部の目的

第四部では、

● 座学編の第一部・第二部、実践編の第三部を通して、消化不良の部分を解消しておくこと
● 参加者の個別具体的な悩みにお答えすること

 

この2つを主な目的としています。

参加者の声

参加者の声を紹介します。

中田潤子さん(O病院)

Q.セミナーを受ける前にどんなことで悩んでいましたか?

動画のタイトル

Q.このセミナーをどこで知りましたか?

FB(Facebook)

Q.このセミナーに参加することを決めたポイントは何ですか?

いつもブログに発信していらっしゃる文章を 読んで。

Q.実際にこのセミナーを利用してみて、どんなところが良かったですか?(例えば、他のセミナーとの違いなど)

ブランド戦略にここまで、はっきりと定義づけを教えていただけて、
名前をつける参考になりました。
実際の事例を示して頂いて、よくわかりました。

Q.このセミナーで学んだことの中で、自分のビジネスに取り入れたいところはどこですか?

名前を実際にターゲットをしぼって決めたいです。

Q.これからこのセミナーを受けようとしている方へのメッセージをお願いします。

いろいろ動き出す前に、山田さんにぜひ相談して下さい。
ふんではいけないことをはじめに教わるのが一番の近道です。

まとめ

参加者の中田さん、ありがとうございました。

このセミナーは参加者特典として60分の無料コンサルが付いたお得なセミナーです。
今週末にも同じセミナーを開催します。

ファンを作り、売上を伸ばす「スモールブランド」構築セミナー(6/28(金))

ご興味のある方はぜひ参加してみてください!

山田 龍也
この記事を書いた人
弁理士/ネーミングプロデューサー/テキスト職人。中小製造業によくある「良い商品なのに売れない」のお悩みをローテク製品の特許取得、知的財産(特許・商標)を活用したブランドづくり、商品名のネーミングで解決している。

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