「スモールブランド構築セミナー」開催報告(2019.6.28)

中小企業専門・クロスリンク特許事務所(東京都中央区銀座)所長、弁理士の山田龍也(@sweetsbenrishi)です。

目次

「スモールブランド構築セミナー」開催報告(2019.6.28)

セミナーの開催報告です。
6/28(金)に自社セミナーを開催しました。

タイトルは「ファンを作り、売上を伸ばす『スモールブランド』構築セミナー」です。

 

このセミナーの受講対象は中小企業や個人事業主等のスモールビジネスを営む方々です。
小規模事業者ならではのブランドづくり「スモールブランディング」についてお伝えすることを目的としています。

セミナー概要

日時: 6月28日(金)19:00-21:30(2時間30分)
場所: クロスリンク特許事務所(東京都中央区銀座6-14-8 銀座石井ビル4F)
主催: ササるブランド戦略研究所・クロスリンク特許事務所

プログラム:
● 第一部「スモールブランドの重要性」(30分)
● 第二部「ブランドづくりの第一歩『ネーミング』をマスターしよう!」(60分)
● 第三部「実践『ササるネーミング』ワークショップ」(30分)
● 第四部「質問タイム&参加者同士の情報交換会」(30分)

今回の参加者

今回の参加者は男性お一人。
中小企業診断士の若杉廣さん。

若杉さんは中小企業診断士としてコンサルティング業務を行っています。
クライアントさんのブランドづくりをアドバイスする参考にしたいということで、このセミナーに参加してくれました。

第一部「スモールブランドの重要性」

第一部では、

● 中小企業・個人事業主の方がブランドを創る意義
● あなたが商標登録をしても、ブランドづくりがうまくいかない理由
● ブランドづくりの全体構造(ブランドづくりの三本の矢)
● ネーミングの重要性

についてお話をしました。

第一部の目的

「ブランド」と言うと、「大企業」、「有名企業」のものというイメージがあります。

例えば、こんなイメージではないでしょうか?

 

ルイ・ヴィトンやシャネルといったファッションブランドを思い浮かべる人もいるかもしれませんね。

 

第一部の目的は、

● ブランドは大企業や有名企業だけのものではないこと
● これからの時代は中小企業や個人事業主にこそブランドが必要であること

をお伝えし、理解してもらうことにあります。

 

そして、「ブランドづくりが大事なのは何となく分かる。でも、一体何から始めればいいのよ?」という人達に対し、

● ブランドづくりの進め方の大枠をイメージしてもらうこと

も目的の一つです。

 

今回の参加者・若杉さんのお悩みは、

● お客様がブランドづくりの面で問題を抱えていることは分かる
● でも、具体的にどんなアドバイスをしてあげれば、お客様が良い方向に進めるのかが分からない

ということでした。

今回のセミナーでブランドづくりの進め方の大枠をイメージすることができれば、お客様がどの部分で躓いているかが分かるはずです。
具体的にどんなアドバイスをすればよいかも把握できると思います。

第二部「ブランドづくりの第一歩『ネーミング』をマスターしよう!」

第二部では、

● 初心者のよくある間違い(ネーミング編)
● ネーミングのコツ(基礎編)|名前を形作る要素や条件を意識する
● ネーミングのコツ(応用編)|中小企業や個人事業主ならではの名前の付け方
● ネーミングのコツ(上級編)|商標登録の可能性を意識する

についてお話をしました。

私が体系的に整理した「ネーミング」の全体像をお見せし、これに具体例を照らしながら理解を深めてもらいました。

第二部の目的

ネーミングというと、「自分にはセンスがないからできない」、「感性や語彙力に優れた人の仕事」というイメージがあります。

第二部の目的は、ネーミングが、

● センスや感性に頼らなくてもできること
● 体系的な考え方や合理的な手法により生み出すものであること

をお伝えし、理解してもらうことにあります。

第三部「実践『ササるネーミング』ワークショップ」

第三部では、実際に「ネーミング」を体験してもらいました。

今回のお題は、

「渋谷にリニューアル出店するハンバーガーショップの店名をネーミングせよ!」

 

そのお店の人気商品、立地、客層等、様々な条件を設定しています。
その設定を考慮して、相応しい店名を考えてもらいました。

 

5分間という制限時間の中で、考えてもらった名前がこちら。

 

「ガツンとハチ公バーガー」、「満腹キング SHIBUYA」、「肉渋バーガー」の3つを考えてくれました。

若干、ボリュームをアピールするネーミングに偏りましたね(笑)
お題ではもっと別の特徴も設定していました。
その辺りも拾ってもらえると良かったんですが。

渋谷を感じさせるワードを盛り込みたい。
そんな意図が感じられるネーミングですね。

第三部の目的

頭で理解した気になっても、実際にネーミングをできなければ意味がありません。

第三部の目的は、実際に自分の手や頭を動かして「ネーミング」をしてもらい、第一部・第二部で得た「知識」を「使える道具」にブラッシュアップすることです。

セミナーを聴くと、「何となく分かった気になる」ものです。
会社に戻って実際にネーミングができなければ意味がありません。

知識の定着度をご自分で実感してもらう。
これも第三部の目的です。

第四部「質問タイム&参加者同士の情報交換会」

第四部では、参加者からの質問にお答えしました。

第四部の目的

第四部では、

● 第一部、第二部、第三部の消化不良な部分を解消すること
● 参加者の個別的な疑問を解消すること

この2つを主な目的としています。

参加者の声

参加者の声を紹介します。

若杉廣さん(株式会社ホットソウル)

Q.セミナーを受ける前にどんなことで悩んでいましたか?

こだわりを持っているオーナーさんにどうやって考え直すきっかけを与えられるか?

Q.このセミナーをどこで知りましたか?

Facebook

Q.このセミナーに参加することを決めたポイントは何ですか?

山田さんのブログ・Twitterでの発信

Q.実際にこのセミナーを利用してみて、どんなところが良かったですか?(例えば、他のセミナーとの違いなど)

ネーミングの具体的なコツを教えて頂いたこと。

Q.このセミナーで学んだことの中で、自分のビジネスに取り入れたいところはどこですか?

ネーミングの3要素

Q.これからこのセミナーを受けようとしている方へのメッセージをお願いします。

ネーミングを決める前に受講すべし!!

まとめ

参加者の若杉さん、ありがとうございました。

このセミナーは参加者特典として60分の無料コンサルが付いたお得なセミナーです。
今月末にも同じセミナーを開催します。

ファンを作り、売上を伸ばす「スモールブランド」構築セミナー(7/26(金))

ご興味のある方はぜひ参加してみてください!

山田 龍也
この記事を書いた人
弁理士/ネーミングプロデューサー/テキスト職人。中小製造業によくある「良い商品なのに売れない」のお悩みをローテク製品の特許取得、知的財産(特許・商標)を活用したブランドづくり、商品名のネーミングで解決している。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

目次