4月13日は第二の誕生日!?

東日本大震災の約一ヶ月後。2011年の4月13日に弁理士ヤマダは生まれました。

弁理士登録証。2011年4月13日に弁理士登録されました

前年2010年の11月に、弁理士試験に最終合格。長過ぎた受験生生活を終えた私は翌12月から登録前研修に取り組むことになりました。隔週土曜日に集合研修で一日缶詰。提出期限に追われながら、山のような課題に取り組んでいました。実務経験がある私でもなかなか歯ごたえのある課題だったのを覚えています。

何より大変だったのは実務経験がないゼミ仲間のサポート。特許明細書を見たこともない、文化系出身で技術も全くわからない。そんな3人に発明内容を理解させ、特許の書類に仕立ててもらうのは至難の業。自分の課題作成は後回しになり、夜中に郵便局まで課題を提出しに行ったこともありました(苦笑)

そんな登録前研修は年をまたいで3月まで続きました。そこで起きたのがあの東日本大震災。未曾有の大災害に日本全体が沈鬱な雰囲気に包まれたんです。

いつもの年であれば、登録前研修を修了したら打ち上げ、祝賀会。弁理士試験の呪縛から解かれて、これからの明るい未来に夢が膨らむところだったと思います。でも、世の中の雰囲気はそれを許してくれませんでしたね。祝賀会なんて当然中止。同期合格者との貴重な交流の機会は失われました。

あれから11年。同期合格の人たちはどんな道に進んだんだろう、なんてぼんやり考えています。

自分で勝ち取った権利。それを使おうが使うまいが、それを使ってお金を稼ごうが稼ぐまいが、使い方はその人次第。勝ち取ったけど、捨ててしまうという選択だってある。僕が知る限りでも、試験に合格しても弁理士登録しなかった人は何人もいますし、水が合わずこの業界を去ってしまった人もいると思います。

所詮、資格は資格。でも、せっかく取った資格なら自分の人生を豊かにするために使いたいもんです。

この記事を書いた人
弁理士・山田 龍也
クロスリンク特許事務所 代表弁理士。知財活用コンサルタント・ネーミングプロデューサーも務める。 中小製造業によくある「良い商品なのに売れない」のお悩みをローテク製品の特許取得、知的財産(特許・商標)を活用したブランドづくり、商品名のネーミングで解決している。
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