士業のブランディング。最後は「人」

2022.4.29(金)GWの初日。「士業ブランディングセミナー」というセミナーで講師としてお話をさせてもらいました。情報が溢れる今の時代の「士業ブランディング」。最後は「人」。「感性」で選んでもらうしかないんじゃないか、と考えています。

セミナー風景
目次

「士業ブランディングセミナー」について

元々、「士業ブランディングセミナー」は、

  • 「デジタル士業」、「資格ソムリエ」の 林 雄次さん
  • 「ヨーヨー社労士」の 飯塚 知世さん
  • 「コンビニ社労士」の 安 紗弥香さん

商標登録を起点に自己のブランドを確立し、活躍の場を広げている社労士さん3名によって企画されたセミナーです。主に開業間もない社労士さんに向けて、いかに自分を表現し、仕事に繋げていったかの成功体験を伝えるセミナーですね。

4/29(金・祝)士業ブランディングセミナーのご案内

左から林 雄次さん、​飯塚 知世さん、安 紗弥香さん

ヤマダは安さんの「コンビニ社労士」の商標登録をサポートしていて、そのことが縁で声がかかりました。

ヤマダの役割は、商標登録の専門家である弁理士として、ネーミングプロデューサーとして、この3人のブランディングを俯瞰し、成功要因を分析し、セミナー参加者が自分のブランドを作っていけるよう道筋をつけること。林さん、飯塚さん、安さんの体験談が事例編、ヤマダの話は理論編という切り分けです。

士業ブランディングの必要性

「何故、士業にブランディングが必要なのか?」という疑問を持つ方もいらっしゃるでしょうが、士業の仕事は、

  • 商品やサービスで特徴・独自性を出しにくい(法律で業務内容を決められているから)
  • ネットには士業の情報が溢れていて、例えば「社労士」と名乗った瞬間に4万分の1の存在となってしまう
  • それ故、探している人からすると、どの士業に頼むのが自分にとってベストなのかがわかりにくい

という特徴があります。この状況を打破する一つのアプローチが「ブランディング」だと考えています。実際、3人の先生はブランドを活用し、うまく事業に繋げています。参加者の方々には良いロールモデルになるだろうなと感じました。

情報化社会の「ブランド」、「ブランディング」。最後は「人」

「ブランド」というのは難しい概念です。日頃、業務でブランドを扱っている弁理士同士で話をしても意見が分かれます。正解は一つではないんでしょう。

ただね。今は情報化社会です。多くの人はその情報の海で溺れてしまっています。商品やサービスが多すぎて、選べないし、そもそも選ぶこと自体が面倒になっている。

そうなってしまうと、最後は人なのかなと思います。だって、情報や理屈では選べないとしたら、感性で選んでもらうしかないじゃないですか。「この人、好きだな」とか、「凄い人に見えるけど、どうも好きになれない」とか、理屈じゃない部分って実際にあるんですよ。

ということで、「ブランド」とはその人らしさ。「ブランディング」とは、その人の人柄がにじみ出るような情報発信を継続的に行っていくこと。そこに、良質な商品やサービスの提供をぶら下げていくこと。そんな話をさせてもらいました。

ブランドの考え方
ブランドや登録商標に業務上の信用を溜めていくことが大事
正しいブランド構築と間違ったブランド構築

まとめ

参加者の方々がうまく自分の魅力を表現して、ブランドを確立していくきっかけになったら嬉しいです。殆どの参加者の方がヤマダにブランドのネーミングについて相談したいと言ってくれましたからね!今後の展開が楽しみです。

ヤマダも他の講師の先生方のお話を聞いて、自分に足りない部分が見えてきましたし、参考にしたい部分も多々ありました。

情報は情報発信をする人の下に集まってくる。セミナーで最も学ぶのは教えている講師自身である。そんな事を実感させられたセミナーでした!

#士業ブランディングセミナー

この記事を書いた人
弁理士・山田 龍也
クロスリンク特許事務所 代表弁理士。知財活用コンサルタント・ネーミングプロデューサーも務める。 中小製造業によくある「良い商品なのに売れない」のお悩みをローテク製品の特許取得、知的財産(特許・商標)を活用したブランドづくり、商品名のネーミングで解決している。
役にたったらシェアしてください!
目次