今回は、①知財エンタメドラマ「それってパクリじゃないですか?」第6話に関する、弁理士視点の解説記事;②商標登録の区分「第42類」の解説記事;③「牛庵 銀座店」の食べ歩き記事;について紹介しています。美容業界誌「美容の経営プラン」での連載記事についても触れています。
「【不定期刊】ヤマダのブログコラージュ」は、ヤマダが複数のメディアで発信している情報のおまとめマガジンです。様々なブログ記事をコラージュ的に切り貼りしたダイジェスト版・記事カタログです。
普段読んでいるメディアとは違うメディアの記事にも興味を持ってもらい、読んでもらえるきっかけになれば嬉しいです。
ものづくりと特許
2023年4月期の春ドラマ。知財業界・弁理士業界は「それってパクリじゃないですか?」(毎週水曜よる10時。NTV系)の話題でもちきりでした。
知財エンタメドラマと銘打って、一般の人には馴染みがない「知的財産」の世界を取り上げ、これまた認知度が低い、知的財産の専門家「弁理士」が活躍するドラマ。医者や弁護士ばかりがもてはやされるドラマの世界で、「知財」、「弁理士」という地味なテーマを取り上げるチャレンジングな企画だったと思います。
残念ながら視聴率は振るわなかったようですが、ドラマファンの反応は別にして、この分野の専門家である弁理士にも十分楽しめる内容でした。ものづくりの世界でついついやってしまいがちなNGなことを毎回取り上げ、気づきのある内容になっていました。
このドラマ、先週6/14(水)に第10回・最終回を迎えましたが、追っかけで解説記事を書いています。ドラマの進行とシンクロしているに越したことはないのですが、トレンドを追いかけているつもりはありません。ドラマの中から、知財・ビジネス的なポイントを拾ってまとめることに意義を感じているので、最後まで書ききろうと思っています。
知財エンタメドラマ「それってパクリじゃないですか?」を現役弁理士の視点でネタバレ解説(第6話「ヤバイで特許出願」)
第6話の解説記事をUPしました。
簡単に第6話のあらすじについて触れておくと、
飲料メーカー「月夜野ドリンク」の社運をかけた「ムーンナイトプロジェクト」。その目玉商品は「カメレオンティー」。空気に触れると、色も味も変わる画期的な飲料です。弁理士・北脇はこの画期的な技術を未来永劫、秘中の秘とするため、特許を出願せず、ノウハウを秘匿化するという、かけに出ました。
ところが、いよいよ発売という段になって、特許権侵害の警告書が。「カメレオンティー」と同じ技術について、競合会社「ハッピースマイル」が特許権を取得してしまったのです。
「僕はかけに負けたんだ…」。そう言って、悔し涙にくれる北脇。
ムーンナイトプロジェクトはこのまま頓挫し、月夜野ドリンクはライバル会社の軍門に下ってしまうのでしょうか。
というストーリーでした。
この記事では、ドラマのストーリーの中から、特許を取ることのビジネス上の意義と、特許(権利化)とは対局に位置する戦略、営業秘密(ノウハウの秘匿化)を中心に解説しています。
2023.6.13公開(新作記事)
知財エンタメドラマ「それってパクリじゃないですか?」– category –
「それパク」については、第1話から第6話までの解説をUPしています。
ものづくりと特許をテーマにしたブログ「ローテク技術の世界。ローテク特許への道」。
製造業の方、これから特許に取り組んでみたい方にオススメのブログです。
ネーミングと商標登録
商標登録の申請書類には、
- 商標登録を受けようとする商標(商品のネーミングや会社のロゴマーク)
- その商標を使いたいたい商品・役務(サービス)
- その商品・役務(サービス)の区分
を記載する必要があります。
商標登録を申請したい人は、その商標を使いたい商品やサービスを「区分」ごとに整理して記載しなければいけません。「区分」を書かなかったり間違えたりすると、費用が余分にかかったり、商標登録の申請が審査で拒絶されたりします。
商標登録をしている人、したい人は覚えておいた方がいい大事な概念です。具体的な内容まで覚える必要はないでしょうが、商標登録をするときには弁理士さんによく相談した方がよいでしょう。
「区分」は商品・サービスを分類するグループです。全ての商品・サービスが第1類から第45類までの45のグループに分類されています。その一つ一つについて紹介しています。
商標登録の区分・第42類に含まれる商品・役務を弁理士が解説!
第42類の解説記事をUPしました。
第42類には、例えば、
科学に関する実験及び研究、土木・工学に関するエンジニアリング、電子計算機のプログラムの設計・作成又は保守、建築物の設計又はインテリアデザインの考案。
類似商品・役務審査基準〔国際分類第12-2023版対応〕
などのサービスが含まれています。
研究開発、エンジニアリング、設計、デザインなど、新しいものを生み出す、クリエイティブな要素をもったサービスが分類されています。
この記事では、第42類に含まれるサービス全般について俯瞰した上で、特に、建築物の設計;デザインの考案;電子計算機の貸与 電子計算機用プログラムの提供;について解説しています。
2023.6.18公開(新作記事)
商標の区分一覧(第1類から第45類まで)。商品・役務(サービス)との関係
第42類の内容を確認する前に、第1類から第45類までにどんなサービスがあるかをざっと俯瞰してみることをオススメします。大まかな全体像を押さえると、この記事の内容を理解しやすくなります。
まずはこちらの記事から読んでみてください。
ネーミングと商標登録をテーマにしたブログ「ネーミング・ノウ」。
商品やサービス、会社、個人のブランディングに興味がある方にオススメのブログです。
上記のブログ以外にも以下のブログ・サイトを運営しています。
スイーツとグルメ
ヤマダさんはグルメだから銀座の良い店を沢山知っているんでしょう?
そんなことを言われたりもするんですが、全く…(笑)
あまり新規開拓に興味がないんですよ。だって、行きつけの店があって、そこに行けばウマいものが食えるってわかってるのに、なんで新しい店を開拓しなきゃいけないんですか?
流行りの店に行って、さんざん行列して、大したものを食えなくてガッカリするのはまっぴらゴメンです。それならクオリティが保証されている「いつもの店」に行った方がいい。特にランチはね。早い、安い、美味いの三拍子が揃っているお店って意外と少ないんですよ。
ということで、今日はうちの事務所が入っているビルの真裏にあって、事務所から徒歩1分。しょっちゅう通っているお店を紹介しました。昼前後の打ち合わせではお客さんを連れて行くこともあるんですよ。
牛庵 銀座店でランチステーキ。神戸牛名店のステーキが昼ならなんと1,000円台で楽しめる!
「牛庵 銀座店」の食べ歩き記事をUPしました。
このお店。銀座で30年営業を続けている神戸牛の名店です。夜はA5ランクの神戸牛を提供する高級店。でも、ランチならステーキやハンバーグが1,000円台で楽しめます。
今回はハラミステーキ150g(1,600円)をいただきましたが、サービスステーキ150gは1,300円、黒毛和牛ハンバーグステーキ200gは1,000円。
最寄りは東銀座駅。銀座駅からも歩いて5分くらい。一度は行ってみる価値のあるお店です。美味しゅうございました!
2023.6.5公開(新作記事)
スイーツとグルメをテーマにしたブログ「スイーツ弁理士の『実食』」。
食べ歩きが好きな方、ただ食事をするだけでなく、ちょっと贅沢なひとときを過ごしたい方にオススメのブログです。
執筆活動
外部メディアでも執筆活動を行っています。
現在は美容室経営者のための専門誌「美容の経営プラン」で記事を連載中。連載企画のタイトルは「売れる名前を付けて商標登録で守る!守りと攻めのネーミング」です。
美容の経営プラン 2023年7月号
2023年7月号に、第3回「商標トラブルに巻き込まれることなんてあるんですか?」が掲載されました。 最近急増している商標トラブルとその対処法について解説しています。
美容の経営プランはこちらのページから購入できます。電子書籍なら1,056円です(通常価格の40%OFF!)。
こちらのページで、半分だけ立ち読みできます。19ページです。
弁理士活動と情報発信
最近、弁理士会 関東会の委員会活動が本格的に稼働しました。
開業当初から所属している「中小企業・スタートアップ支援委員会」。今年で9年目です。今年は副委員長、部会長を拝命しました。弁理士会 関東会のオウンドメディアを刷新する仕事を進めています。こちらも随時、報告していければ。
弁理士活動と情報発信をテーマにしたブログ「ヤマダのトピッククラスター」(このブログです)。
特許事務所のお仕事
事務所のコーポレートサイト「クロスリンク特許事務所」。
ヤマダのブログコラージュ|2023年6月第3週号のまとめ
最近、他サイトでの情報発信のまとめをお届けしていますけれども、本来ならこのサイトならではの記事も投稿したいところです。弁理士会での活動などは知らない人も多いと思うので、今後紹介していきたいと思っています。
ではまた、次回をお楽しみに。
クロスリンク特許事務所からのお知らせ
クロスリンク特許事務所(東京都中央区銀座)は中小企業専門の特許事務所です。
日本弁理士会 関東会で中小企業支援の活動に9年間携わってきた「中小企業の知財」のスペシャリストである弁理士が貴社からのご相談をお待ちしています。
特許の申請にかかわらず、
- 特許・実用新案登録・意匠登録・商標登録などの知的財産権の取得手続き
- 商品企画や商品開発、企業ブランディングや商品名のネーミングに関するご相談
- 原稿執筆、セミナー講師のご依頼
などのご相談をお受けしています。権利を取る前から取った後まで。一気通貫にアドバイスをしています。
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