知財業界での初体験|弁理士の日記念ブログ企画2019

弁理士バッヂ
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知財業界での初体験|弁理士の日記念ブログ企画2019

7月1日は弁理士の日!

今日、7月1日は弁理士の日です。

弁理士会のページでは、こんな風に紹介されています。

明治32(1899)年7月1日、弁理士法の前身である「特許代理業者登録規則」が施行されました。
日本弁理士会では、その施行日である7月1日を「弁理士の日」に制定しています。

引用元: 弁理士の日について|日本弁理士会

最初は「弁理士」ではなく、「特許代理業者」という名前だったわけです。

それが、明治42年に「特許弁理士」に改称され、大正10年に、今の「弁理士」という名称に改称されました。

弁理士の日記念ブログ企画について

弁理士の日には、毎年恒例の行事があります。
その名も「弁理士の日記念ブログ企画」!

弁理士の日を盛り上げるために、知財ブロガーが同じテーマでブログを書いてみようという企画です。

昨年、私も初めて参加してみました。

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そして、今年も主催者のドクガクさんから今年の企画について発表がありました。

今年もきました『弁理士の日』
そう、7月1日です
というわけで、今年も恒例の弁理士の日記念企画をやります
昨年の7月1日には「知財業界のライバル」というテーマで
23人の方に記事を書いて頂きました。

そして、今年のテーマは・・・
「知財業界での初体験」です。

引用元: 弁理士の日記念ブログ企画2019|独学の弁理士講座 -弁理士内田浩輔監修-

「初体験」かぁ。なかなか難しい…(苦笑)

でも、頑張って書いてみましょう!

知財業界での初体験

私の知財業界での初体験。
「営業」と「商標」について話してみたいと思います。

私は大学を卒業した後、化学メーカーで化学合成の仕事をしていました。
いわゆる研究開発職です。

そこから、特許事務所に転職。
研究開発職での経験を活かして、特許の仕事をしてきました。

発明者の方の話を聞き(ヒアリング)、
発明の内容を文章に起こし(特許出願書類の作成)、
審査結果に対して審査官と書面でやり取りをし(審査対応)、
お客様の発明を特許に導く。

平成8年に特許事務所に転職してから、ずっとそんな仕事をしていました。
特許事務所を退職するまで18年の間、ずっと。

そんな生活が変わったのが独立し、自分の事務所を立ち上げてからです。

万全の準備をしていたわけではありません。
思いとタイミングだけ。
そんな独立でした。

思えば、独立するまでずっと専門家畑を歩いてきました。
経営のことも、お金のことも、事務手続きすらもよくわからない(笑)
中でも、苦労したのが集客、仕事を取ってくることでした。

事務所に勤務していた時は自分で営業をしなくてもボスが仕事を集めてきてくれたわけです。
ただ、与えられた仕事をこなしていればよかった。

「ボスは外で会合ばっかり。楽でいいよなー(毒)」
不平不満ばっかり言ってましたからね(苦笑)

そういう付き合いが、少なからず仕事の受注に繋がっていたんでしょう。
でも、雇われの身には営業の大変さは全くわかりません。
独立して初めてボスの偉大さに気がつくわけです。

独立した直後はホントに仕事がありませんでした。

そんな時、知り合いの行政書士の先生がお客様を紹介してくれたんです。
飲食業をしている人が商標権を取りたいって言ってるから相談に乗ってあげて、という話でした。

仕事がない時期だったので、二つ返事で打ち合わせにお伺いしました。

が、その方がなかなかの曲者だったんですよね(汗)

めっちゃ強面で押し出しが強い。
ただならぬ雰囲気を醸し出しているわけです。
もう怖い怖い。

こっちから沢山話しかけて何とかコミュニケーションを取ろうとしたんですが不発…。
結局、こちらの話は聞いてもらうことはできず、ご要望だけお伺いして退散することに。

店を出た途端、どっと汗が吹き出したのを覚えています。
これが私の営業と商標の初体験でした。

思えば、事務所勤務時代は特許の仕事ばかりでした。

大企業の方、技術者の方が殆どで、さほどコミュニケーションで苦労することはなかった。
でも、商標の仕事は中小企業・個人事業主の方も多い、製造業だけでなくサービス業の方もいらっしゃる。
自分の幅を広げていかないと仕事にならんなと思いましたね。

今ではお客様の殆どが中小・個人、ジャンルも特許より商標の仕事が増えています。
この苦い初体験が少しは役に立っているのかもしれませんね。

まとめ

「初体験」ということで、もっと甘酸っぱいものを書きたかったんですがねぇ。
怖い「初体験」のご披露となってしまいました。

幸い、この後、怖いお客様には遭遇していません(笑)

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山田 龍也
この記事を書いた人
弁理士/ネーミングプロデューサー/テキスト職人。中小製造業によくある「良い商品なのに売れない」のお悩みをローテク製品の特許取得、知的財産(特許・商標)を活用したブランドづくり、商品名のネーミングで解決している。
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