ビジネスモデル・儲かる仕組みの作り方|サマンサタバサ 低迷の原因

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目次

ビジネスモデル・儲かる仕組みの作り方|はじめに

本日紹介する事例は、

  1. サマンサタバサ 低迷の原因
  2. 浴衣専用ブラジャー「ゆかたのブラ。」
  3. 斜陽の呉服で8期連続売上増「振袖の一蔵」

の3本です。

ビジネスモデル・儲かる仕組みの作り方①|サマンサタバサ 低迷の原因

サマンサタバサが紳士服コナカに買われる意味|東洋経済ONLINE

 

 

サマンサタバサが低迷した原因は色々あります。

でも、根っこは一つなんですよね。
自分の強みを忘れてしまったということです。

売れ筋の「バッグ」。
本来のファン層である「おしゃれに憧れる若年層」。
絶対的な強みである「カワイイ」。

これらの強みを活かせない事業拡張で足元をすくわれてしまいました。

 

中小・個人の場合、自分の強みを忘れることは致命傷になります。

中小・個人の必勝法は、

  1. 強みを先鋭化させてコアなファン層を作る
  2. そのファン層を満足させる独自性の高い商品を提供し、リピーター化する
  3. 他社が真似できないブランドを構築する

この3つに尽きます。

売上を伸ばしたいからといって、色々な商材に手を伸ばしてはダメなんです。

ビジネスモデル・儲かる仕組みの作り方②|浴衣専用ブラジャー「ゆかたのブラ。」

“浴衣専用ブラジャー「ゆかたのブラ。」30代女性に人気拡大…夏でも蒸れずに快適|Business Journal

 

 

元々、ブラジャーは洋装が前提の下着。
和服を着ている人のことまでは考えられていません。

かと言って、偶にしか和服を着ない若い人たちに肌襦袢や裾よけというのも敷居が高い。
そうであれば、ブラジャーを和服専用にカスタマイズしようということです。
用途を「和服用」に絞ることで、その用途に最適の機能を設計することができるわけです。

 

中小企業が新商品を企画する際に大事なこと。

それは、

  • 商品を誰に売るかを決めること(ターゲット選定)
  • 商品の用途を一つに絞ること(用途特化)

です。

 

誰に売るかを決めることで、その人に最適な商品を考えることができます。

例えば、単なる「スマートフォン」ではなく、「お年寄り専用のスマートフォン」を企画する。
そうすることで初めて、ターゲットに喜んでもらえる商品のアイデアが出てくるわけです。

 

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また、商品の用途を一つに絞る方法も有効です。
用途を一つに絞ることで、他の用途に必要な機能を捨てることができるからです。

例えば、単なる「オーブントースター」ではなく、「最高に美味いトーストが焼けるトースター」を考える。
他のものは焼けなくてもいい。
そうすることで、「トーストを焼く」という機能が突き抜けた「オーブントースター」が出来上がります。
こうすることで、付加価値を高めることができ、商品単価を上げることができるのです。

 

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ビジネスモデル・儲かる仕組みの作り方③|斜陽の呉服で8期連続売上増「振袖の一蔵」

斜陽の「呉服」を売上12倍にした商売のカラクリ|東洋経済ONLINE

 

 

近年、縮小し続けている和服市場。
そんな衰退期を迎えた商材でもやり方次第で売上を伸ばせるという事例です。

「振袖の一蔵」は、顧客を開拓し、育てる工夫をしています。

まず、ライトな「和服体験」をしてもらう(低額の着方教室)。
そこで興味を示した人に、それより少し濃い「和服体験」をしてもらう
(和服のレンタル、和服を着用しての撮影等)。
これらの体験で和服の良さを理解してもらうことで、和服を購入する人が出てくる。

いきなり売らず、複数回の接触で徐々に和服に対する興味を深めていく。
サービスファネル(集客の漏斗)の考え方です。

 

自分の扱っている商材が衰退期に入った時、見切りをつけて別の商材に移る。
これは誰でも考えることです。

でも、斜陽産業も捨てたものではありません。

元々、市場はあるわけです(新規事業はゼロ)。
そして、ライバルはどんどん撤退していく。
市場規模が小さくなっても、シェアはどんどん上がっていきます。
一人勝ちできる可能性だってあるわけです。

ものは考えようですよ。

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山田 龍也
弁理士・ネーミングプロデューサー
クロスリンク特許事務所 代表弁理士。 中小製造業によくある「良い商品なのに売れない」のお悩みを知的財産(特許・商標)を活用したブランドづくり、商品名のネーミングで解決します。
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