ポッドキャスト番組「経営者の志」に出演しました(その2)|インタビュー後編

中小企業専門・クロスリンク特許事務所(東京都中央区銀座)所長、弁理士の山田龍也(@sweetsbenrishi)です。

この記事は、講演・執筆・メディア掲載のカテゴリーに属する記事です。
ヤマダの講師活動や各種メディアへの出演・執筆等をテーマにしています。

今回は、10月14日から配信されているポッドキャスト番組「経営者の志」でのインタビュー内容を紹介します。

目次

ポッドキャスト番組「経営者の志」に出演しました|インタビュー後編

先日、ポッドキャスト番組「経営者の志」に出演しました。
そのインタビューの後編をお届けします。

インタビュアーは、株式会社こえラボ 代表の岡田正宏さんです。

【1】日本の製造業・ものづくりのために仕事をしたい

【岡田】

この番組は「経営者の志」という番組なんです。
山田さんにとっての「志」をお聞かせ頂けるでしょうか?

【山田】

はい。
私はもともと製造業にいたんです。

だから、「日本の製造業ってもっと力があるんだよ」と、世の中にアピールするような仕事がしたいなと思っています。

日本は技術立国と言われています。
でも、最近、製造業が元気がないという状態です。

私は日本は繊細なモノづくりが得意だと思っています。
だから、アメリカみたいに、宇宙開発とか、AIとか…。
ああいうものよりも、金属を加工するとか。
そういう仕事の方が日本は向いてるんじゃないかと考えているんです。

さっき言った「強み」の部分ですね。

日本の製造業の強みとは何なのか?

そういうところをきちんとアピールをして、「良い技術者」、「良い会社」、「良い工場」…。
そういうものが真っ当に評価される世の中にしたい。
私も少しでもそのお手伝いをできたらと思っているんです。

【岡田】

だから、その会社の強みを活かすための商品企画だったり、ブランドづくりだったりというところまで全て対応されているという事なんですね。

【2】製造業もブランドづくりやネーミングに取り組む必要がある

【岡田】

今日のお話を聴いて、山田さんの取り組みにすごく興味がある方もいらっしゃると思います。
どういったところで情報発信をされているんでしょうか?

【山田】

はい。私はブログに力を入れています。

「ササるブランド戦略研究所」というブログで、ブランドづくり、商品企画、或いは他の会社さんに対して、どのように差をつけて行くかという差別化に関する記事をUPしています。
是非、そちらの方も見て頂きたいですね。

【岡田】

具体的な事例とかも取り入れながら、書かれたりするんですか?

【山田】

はい。そうですね。
あまり難しいことを言っても仕方ありませんので、なるべく実際の商品を取り上げるようにしています。
「この商品はこういう良いところがあるので真似しましょう」とか、「この商品はこういうところで失敗しているね」といった生の事例を基にした記事が多いです。

【岡田】

それなら、イメージしやすいですね。
そういう事例を自分の会社に当てはめれば、「じゃあ、こういう取り組みが必要なんじゃないか?」という風に参考になりますね。

【山田】

はい。そうです。その通りです。

【岡田】

その他にも山田さんは色々と取り組まれているようですね。
セミナーとかも開催しているんですか?

そうですね。

それはどういったセミナーでしょう?

【山田】

ブランド作りに関する相談が多いので、ブランド戦略に関する内容のセミナーですね。
簡単なところで言いますと、商品名をどう付けるのかといったネーミングの話等もお伝えしています。
月に1、2回ぐらいのペースです。

【岡田】

ネーミングにも法則みたいなものがあるんでしょうか?

【山田】

ありますね。

「ネーミングは難しい」
「言葉を作るのは難しい」

そう思っている方が多いんですけど、ルールはあります。
そのルールに当てはめて作っていくことが大事ですね。

思いつきでキラキラネーム的なものを付けちゃう人が結構多いんです。
でも、お客さんからその名前がどう見られるかっていう事がすごく大事です。
経営者の人がパッと思いついて、「これでいこう!」という感じで勢いで作ってしまう。
そうすると、ズレてしまうことが多いということです。

【岡田】

やっぱり利用されるお客様の目線で考えていくことが大事なんですね。

【山田】

そうですね。
両方大事なんですよ。

お客さんの目線から見て、きちんと伝わるもの。
作る側がどんな思いでその商品を提供してるのかが伝わるもの。
この両方が必要だと思います。

【岡田】

だからそこを法則に当てはめてしっかり作る。
そうすることによって、その商品の価値がきちんと伝わるということなんですね。
これは商品を開発されたり、サービスを提供する方にとって、すごく重要なことですね。

【山田】

そうですね。
商品名を変えただけで、売上が随分変わったなんていう事例も結構ありますからね。

【岡田】

そうなんですね。
経営者の方はネーミングも考えて作り込んだ方が良さそうですね。
ネーミングについては、山田さんのブログに情報があるようなので、是非チェックしてみてください。

山田さんはメルマガも配信されているんですね?

【山田】

そうですね。だいたい週に1回、メルマガを配信しています。
そちらでもブランドづくりに関する情報を発信しています。

【3】今、製造業にも情報発信が求められている

【岡田】

山田さんは色々なメディアで情報を発信されていますね。
でも、製造業でそこまで情報発信をしている方って少ないんじゃないですか?

【山田】

うーん。そうですね。
町工場の方がホームページを持っているとかって、そんなに多くない気がします。
でも、今はネットで情報を探す時代なので、そのチャネルが開いていないと厳しいですね。
なかなか仕事も入ってこないし、世の中に自分達の存在をアピールすることができませんから。

私も情報発信が大事だと思って取り組んでいます。
ですので、情報発信に関するアドバイス等も是非させてもらえればと思っています。

【岡田】

今、何でもスマホで調べて、そこから注文をしたりする場合も多いですからね。
情報を発信していなければ、ネット上では存在しないということになってしまいますよね。

【山田】

そうなんです。そうなんです。
英語のホームページを作ったら、外国から注文が来たなんて話も聞きましたよ。
如何に情報を発信することが大事かということです。
今の時代は特にそうですよね。

【岡田】

自分の強みをちゃんと表現して、しっかり発信する。
そういうことも含めて、「ブランドづくり」に関してトータルにアドバイスをされているということですね。

【山田】

ちょっと変わった弁理士です(笑)

【岡田】

そうですよね。幅広いなぁと思いました。

是非、山田さんのホームページ、メルマガ、ブログをチェックしてみてください。

本日はブランド戦略アドバイザーであり、弁理士の山田さんにお話を伺いました。
どうもありがとうございました。

【山田】

ありがとうございました。

まとめ

ヤマダのインタビュー後編、いかがでしたか?

今は製造業もブランドづくりや情報発信に取り組んでいく時代だと思っています。
その重要性を少しでも感じてもらえれば嬉しいです。

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