中小企業専門・クロスリンク特許事務所(東京都中央区銀座)所長、弁理士の山田龍也(@sweetsbenrishi)です。
今日は大晦日。
ということで、毎年恒例、このブログの人気記事ランキングを発表します。
今年はどんな記事が読まれたんでしょうか?
1年を振り返ってみたいと思います!
「ササるブランド戦略研究所」ブログ記事・2019年の人気記事トップ10
2019年のランキングを発表する前に昨年(2018年)はどんな感じだったか振り返ってみましょう。
2018年の人気記事トップ10です。
2018年はこんな記事にアクセスが集まっていました。
2018年版「ササるブランド戦略研究所」人気記事トップ10
- 「いきなりステーキ」が特許取得。飲食業者が知らない3つの対応策を弁理士が解説!
- 伊藤園、カゴメとのトマトジュース訴訟に敗北 ~明細書のサポート要件って何?~
- 「東京ミッドタウン日比谷」のネーミングがひどすぎる件|利用者の目線を意識しろ!
- サトウの切り餅、特許権侵害訴訟で越後製菓に敗れる|弁理士の大事な仕事「クレームドラフティング」とは
- 生理用品のパッケージが激似。ロリエ「しあわせ素肌」の花王が大王製紙・elis「素肌のきもち」の販売差止めを求める|不正競争防止法と商標法の違い
- 神戸すてーき処 牛庵@東銀座|ランチ限定。990円のサービスステーキ!
- 下町ロケットから学ぶ特許戦略のツボ|特許を出願する時に注意すべき3つのポイント
- カラオケ歌唱動画をYouTubeに投稿した男性が著作権法違反で敗訴。SNS上の「歌ってみた」「弾いてみた」「踊ってみた」アウトとセーフの判断基準
- 実用新案権より意匠権を取った方が良いワケ|実用新案権と意匠権の違い
- 「TEA COFFEE(ティーコーヒー)」は商標権侵害。エーゲルがアサヒ飲料を提訴 ~文字商標と図形商標の違い~
2019年「ササるブランド戦略研究所」人気記事トップ10
それでは、2019年の人気記事トップ10を紹介していきます!
Googleアナリティクスを使って調べた、記事ごとのアクセス数のランキングです。
第10位 弁理士試験に合格するまでなんと15年!そんな落ちこぼれも弁理士登録9年目に突入しました【2019年4月15日投稿】<初登場!>
ヤマダの弁理士受験生時代から独立開業に至るまでを自叙伝的に綴った記事です。
弁理士の仕事や独立開業のイメージを持ちたい人、純粋にヤマダのことを知りたい人?(笑)にオススメの記事です。
第9位 「音商標」の登録第1号は「ヒサミツ♪」 ~新しいタイプの商標(その2)~【2017年3月8日投稿】<初登場!>
新しいタイプの商標「音商標」に関する記事です。
メロディーが「商標」になるというのが物珍しいんでしょうね。
「音商標」はどちらかと言うと、TVCMをバンバン打つような大企業向けの商標です。
一般の会社が「音商標」を登録するケースは少ないとは思いますが、トリビア的に読んで頂ければ。
第8位 レモモモン? マクドナルド・改名バーガーズのネーミングがひどすぎる件【2019年5月7日投稿】<初登場!>
ヤマダが力を入れている「ネーミング」に関する記事です。
事例として、マクドナルドのハンバーガーの商品名「レモモモン」を取り上げています。
狙ってやってるのか?と思うくらいのクソダサいネーミングです(笑)
新しい商品名や会社名をネーミングしようとしている人には参考になる記事です。
第7位 契約書のチェック。ポイントを押さえるだけで契約書が読めてくる【2017年3月22日投稿】<初登場!>
契約書の読み方に関する記事です。
一般の方にとって契約書は読みにくい文書の一つだと思います。
契約書を読む時に、ここだけは注意して欲しいというポイントのところだけをまとめた記事です。
クリエイティブな仕事をしている人にとって権利取得と同様に大事なのが契約。
クリエイターの方に読んで欲しい記事です。
第6位 Canard<カナール>@戸塚|スペシャリテの「インペリアル」は上品な仕上がりのショートケーキ【2018年5月5日投稿】<初登場!>
ヤマダの大好きなスイーツに関する記事です。
ヤマダの実家近くの人気店「カナール」を紹介しました。
実家に帰るときには必ずと言っていいほど立ち寄っています。
今日もこれから行くかもしれません(笑)
第5位 「いきなりステーキ」が特許取得。飲食業者が知らない3つの対応策を弁理士が解説!【2016年9月12日投稿】<4ランクDOWN↓>
「いきなり!ステーキ」の変わり種特許に関する記事です。
自分のお店でもやっているスキームについて特許を取られてしまったらどうするか?という観点で書いています。
飲食業を営む方に読んで欲しい記事です。
実はこの記事を書いた後、裁判で審査結果がひっくり返っています。
それを踏まえた後追い記事を書かないといけないなぁと思っています。
第4位 実用新案権より意匠権を取った方が良いワケ|実用新案権と意匠権の違い【2015年5月21日投稿】<5ランクUP↑>
実用新案権と意匠権のメリット・デメリットを比較した記事です。
これも息の長い記事ですね。
この記事を見て、うちの事務所に相談に来たという方もいらっしゃいました。
知的財産権をテコにしてビジネスを伸ばしていきたい中小企業さん・個人事業主さんにオススメの記事です。
第3位 特許出願の早期審査。そのメリットとデメリット、早期審査に必要な条件【2017年1月15日投稿】<初登場↑>
特許を早く審査してくれる早期審査制度に関する記事です。
うちの事務所でも良く使っています。
通常、1年くらいかかる審査を3-4ヶ月でやってくれるので、使わない手はありません。
特に、中小企業さんには提出書類の作成負担を緩和する制度もあるのでオススメです。
これから特許出願を考えている中小企業さんいはオススメの記事です。
第2位 カラオケ歌唱動画をYouTubeに投稿した男性が著作権法違反で敗訴。「歌ってみた」「弾いてみた」「踊ってみた」はどこまで許される? SNSでアウトの動画とセーフの動画の判断基準【2018年3月21日投稿】<7ランクUP↑>
カラオケの歌唱動画をSNSに投稿した場合の著作権法上の取扱いに関する記事です。
昨年に引き続き、多くのアクセスが集まりました。
新年会でカラオケに行く人は念のため読んでおきましょう(笑)
第1位 名刺管理アプリ「Eight」の危険性。クラウドにUPした情報が反映されない!【 投稿】<初登場!>
そして、栄えある第1位!
皆さんがよく使っている名刺管理アプリ「Eight」に関する記事です。
自分が読み込ませた名刺のデータがSansanが保有しているデータによって上書きされてしまった。
そんな、ヤマダ自身の体験から書いた記事です。
この点についてはSansanにも問い合わせたのですが、仕様を変える気はないようです。
年末年始に名刺の整理をしようと思っている方は目を通しておいた方がいいですよ(笑)
2019年「ササるブランド戦略研究所」のトピックス
最後に、2019年のこのブログのトピックスに触れておきます。
今年は「平成」から「令和」への改元という一大イベントがありましたよね。
ヤマダもそれに合わせてこんな記事を書きました。
新元号は「令和(れいわ)」。現元号「平成」から学ぶブランドづくりのコツ
[blogcard url=”https://yamadatatsuya.com/archives/6794″]
この記事については、コラムニストの尾藤克幸さんから取材を受け、webメディア「オトナンサー」にその内容が掲載されました。
その後、yahooニュース、ニコニコニュース、dmenuニュースにも転載されています。
「平成」から学ぶブランディングのコツ ポイントは使用頻度と情報発信?#ビジネス #元号 #オトナンサーhttps://t.co/VU6lidRVlw
— オトナンサー編集部 (@otonanswer) April 5, 2019
「平成」から学ぶブランディングのコツ ポイントは使用頻度と情報発信?|オトナンサー
「平成」から学ぶブランディングのコツ ポイントは使用頻度と情報発信?|ニコニコニュース
「平成」から学ぶブランディングのコツ ポイントは使用頻度と情報発信?|dmenuニュース
(yahooニュースは掲載期間終了により削除されてしまったようです)
実は昨年はブログ記事2本がメディアに取り上げられています。
● 「高輪ゲートウェイ駅」のネーミングがひどすぎる件
【いま人気の記事1位】尾藤 克之: 「高輪ゲートウェイ駅」のネーミングがひどすぎる件 https://t.co/FDRBimg4E3 #アゴラ
— アゴラ (@agora_japan) December 5, 2018
● 弁理士が解説!「下町ロケット」に学ぶものづくりのヒント
アゴラに掲載されました!
言論プラットフォーム アゴラで、ヤマダのブログの記事が取り上げられました。現在連載中の「#下町ロケット」シリーズの記事です。執筆はコラムニストの尾藤克之さん(@k_bito)です。
弁理士が解説!『下町ロケット』に学ぶものづくりのヒントhttps://t.co/joFRMJEkzH
— スイーツ弁理士🎂山田 龍也 (@sweetsbenrishi) December 3, 2018
今年は1件だけということで、ちょっと後退ですね…。
まとめ
本年もブログ「ササるブランド戦略研究所」をご愛読頂き、ありがとうございました。
今年はブログ記事の執筆に関しては低調…。
少し停滞感が漂う1年でした。
でも、情報発信は自分の仕事の柱の一つなのでね。
来年はもっと影響力を発揮できるよう、頑張って記事を発信していきます!
皆様、良いお年を。
来年も引き続き、よろしくお願いします。